外出0〜3歳

雨の日の赤ちゃんとのお出かけ:服装、ベビーカーのレインカバー、風対策

雨や風の日に赤ちゃんに何を着せるか、ベビーカーのレインカバーはいつまで付けるか、レインパンツの出番はいつかを解説します。

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雨の日の赤ちゃんとのお出かけも、服装とベビーカーのレインカバーが合っていれば心配いりません。冷たい雨の1月も、秋雨も、梅雨や夏の暖かい雨も、基本は同じです。暖かい服はそのままにして、上着の代わりに雨や風を通さない服をいちばん外に着せ、その下を濡らさないようにします。外に出ないのは雷のときだけ。新生児から水たまりで遊ぶ幼児まで、1枚ずつ理由とあわせて紹介します。

ひと目でわかるポイント

レインカバー

雨が降っている間だけ

体感20°C未満の雨

いちばん外にソフトシェル

25°C以上・日差し

カバーは閉めきらない

濡れたら

すぐ乾いた服に着替える

雨の日の赤ちゃんとのお出かけ:レインコートとレインカバー、どちらが必要?

ここでいうレインカバーは、ベビーカーにかぶせる雨よけのことで、服ではありません。1歳までの赤ちゃんにレインコートは必要ありません。ただし体感20°C未満なら、いちばん外にソフトシェルのジャンプスーツを着せます。レインカバーを付けるのは雨が降っている間だけなので、その下の暖かい服を濡らさないためです。

雨や風に強い服は、上着やいちばん外のジャンプスーツと入れ替えるもの。晴れの日の服装一式の上に重ねるものではありません。体感20°C未満なら、その下の暖かい層はいつも残します。カバーオール、カーディガン、セーター、またはウールフリースのジャンプスーツです。

雨よけは上着の代わり。その下の暖かい服の代わりにはなりません。

雨の日のお出かけの服装:赤ちゃんに何を着せる?

赤ちゃんの服装は、風の影響も含めた体感温度に合わせます。雨に備えて変えるのはいちばん外の層だけ。体感20°C未満なら水と風をはじくソフトシェルのジャンプスーツを、10°C未満ならウールフリースのジャンプスーツの上に重ねます。そこにベビーカーのレインカバーを組み合わせます。

体感温度目安雨の日の服装
20°C以上25°C未満1枚長袖ボディ肌着、薄手のズボン、薄手の靴下、レインカバーはにわか雨のときだけ
15°C以上20°C未満2枚重ね長袖ボディ肌着、カバーオール、ソフトシェルのジャンプスーツ、薄手の帽子、薄手の靴下、布のベビーシューズ、レインカバー
10°C以上15°C未満3枚重ね長袖ボディ肌着、ズボン、カーディガン、ソフトシェルのジャンプスーツ、薄手の帽子、厚手の靴下、薄手のブランケット、レインカバー
5°C以上10°C未満3枚重ねウールのボディ肌着、タイツ、ウールフリースのジャンプスーツ、ソフトシェルのジャンプスーツ、帽子、ミトン、厚手の靴下、暖かいブランケット、レインカバー
0°C以上5°C未満しっかり防寒ウールのボディ肌着、タイツ、ウールフリースのジャンプスーツ、ソフトシェルのジャンプスーツ、帽子、ミトン、厚手の靴下、フットマフ、レインカバー

雨の日にベビーカーの赤ちゃんが着るもの:生後0〜5か月、体感温度、暑さ寒さの感じ方がふつうの場合。

冷たい雨の日にウールがいい理由は? 湿った綿は体を冷やしますが、ウールは湿っても暖かさを保ちます。雨や濡れた服が加わると、気温がおよそ4°Cより高くても子どもの体は冷えてしまうことがあります。

朝6°C、昼17°Cの日は? 涼しい時間帯に合わせて着せ、暖かくなったらいちばん外の1枚を脱がせます。赤ちゃんの服装がわかる天気アプリ「BabyWear」では、朝・昼・夕方・夜それぞれの服装を確認できます。気温が変わりやすい季節については春と秋の赤ちゃんの服装をご覧ください。

ベビーカーのレインカバー:いつまで付けていい?

霧雨の日、ほとんどのママが気になるのがこの疑問です。

レインカバーの中で、赤ちゃんはちゃんと息ができているの?

  • 雨が降っている間だけ: または風が強いとき。雨がやんだら、赤ちゃんが寝ていてもすぐに外します。少し風が通るほうが赤ちゃんには快適です。
  • 換気窓は開けておく: どんなカバーの中にも熱がこもります。ときどき首の後ろを触り、汗ばんでいたら1枚減らします。肌が熱くて乾いている、またはひどく眠そうなときは、すぐに119番へ。
  • 顔と出入口はふさがない: 冬でも、ブランケットや布、フットマフをカバーの上にかけないでください。
  • 日差しがあるときや25°C以上: カバーは閉めきらないこと。暖かいにわか雨なら、屋根のある場所で雨宿りを。
  • 暗いときや霧のとき: 明るい色の服を着せ、服とベビーカーに反射材を付けます。

風の強い日の赤ちゃんとのお出かけ:何が変わる?

風は温度計の数字以上に体を冷やします。気温3°Cで風が時速20km(秒速約5.6m)なら、体感温度はおよそ−1.5°C。風がおよそ時速15km(秒速約4m)以上で20°C未満なら、雨が降っていなくても、いちばん外の層は風を通さないものにします。

  • 外側は防風: いちばん外の層で風を防ぎます。寒い日のベビーカーならソフトシェルのジャンプスーツ。ニットやフリースはその下で体を温めます。
  • まず耳を守る: 中に1枚足すより、耳までかぶる帽子のほうが効果的です。
  • ベビーカーでは: 幌を風上に向けます。5〜10°Cではブランケットの代わりに風よけになるフットマフを使い、ミトンも加えます。
  • 20°C以上: 1枚足す必要はありません。
  • およそ時速40km(秒速約11m)以上: ベビーカーでも抱っこ紐でも、外出は短めにします。

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新生児と雨の日に外出してもいい?

散歩はできますが、霧や霧雨は新生児のお出かけ向きの天気ではありません。新生児はまだ体温調節が上手ではなく、寒さや風、湿気の影響を強く受けるからです。出かけるならフットマフに入れるか、暖かいベビーカー用ブランケットをかけてあげましょう。

冬生まれの赤ちゃんなら、0°C前後のみぞれは冷たい雨と同じように考えます。ウールフリースのジャンプスーツの上にソフトシェルのジャンプスーツを重ね、フットマフの上に雨よけをかけますが、出入口はふさぎません。気温0°C以下でおよそ時速15km(秒速約4m)以上の風があるときは、生後3か月未満なら家で過ごすか、ごく短い外出にしましょう。厳しい寒さやフットマフについては冬の赤ちゃんの服装で詳しく紹介しています。

梅雨や夏の雨、雷:暑い日にレインカバーを使っていい?

梅雨や真夏に新生児と出かけると、雨は暖かいにわか雨になりがちです。日差しがあるときや25°C以上なら、レインカバーを閉めきらないでください。布をかぶせたときのように中に熱がこもります。雨が通り過ぎるまで、屋根のある場所で待ちましょう。暖かい雨なら、梅雨の赤ちゃんの服装を変える必要はありません。

雷のときは散歩を延期します。外にいたら、すぐに頑丈な建物か窓を閉めた車の中へ。ベビーカーも雨具もレインカバーも、雷からは守ってくれません。外に出るのは最後の雷鳴から30分たってから。新しい気温に合わせた服装にし、体感20°C未満ならまた薄手の帽子をかぶせます。

幼児の雨の日:レインコート、レインパンツ、長靴

もう歩いている子なら、薄手の上着の代わりにレインコートを着せ、その下のセーターやカーディガンで温めます。生後18か月からの目安は次のとおりです。

  • 5°C未満: 冬用ジャケットとスノーブーツはそのまま。防寒パンツだけを裏地付きのレインパンツに替えます。暖かさが優先なので、外出は短めに。
  • 5°C以上10°C未満: ウールのボディ肌着、裏地付きのレインコートとレインパンツ、厚手の靴下に長靴。
  • 10°C以上20°C未満: セーターかカーディガンの上に裏地なしのレインコート、長靴。
  • 水たまりと泥んこ: 10°C以上なら、ふだんのズボンの上に裏地なしのレインパンツを。お砂場着のような泥よけです。水たまりは天気予報には出てきません。

走り回って汗をかいたら? 激しく遊ぶときは、少しの間セーターを脱いでもかまいません。立ち止まったとたん、汗で体が冷えるからです。散歩中やバギーではそのまま着せておきます。雨具は塩ビ(PVC)だけのものより、透湿性のあるものがおすすめです。遊具に登るときはフードを外し、首まわりにマフラーやひもがないようにします。帽子を嫌がっても、寒くて風がある日は、1枚足すより帽子のほうが大切です。気温別の赤ちゃんの服装も参考にしてください。

バギーに乗っている子は体が冷えやすくなります。5〜10°Cではタイツの代わりに暖かいブランケットを脚にかけ、0〜5°Cではさらにフットマフを使います。

濡れたとき、暖かい室内に入ったときは?

  • 濡れたらすぐ着替える: 服も靴下もミトンも。気温がプラスでも、濡れると体はすぐに冷えます。着替えはバッグに入れておきましょう。
  • バス、お店、待合室: 赤ちゃんが寝ていても帽子を取り、ジャンプスーツとフットマフはすぐに開けるか脱がせます。
  • 湯たんぽは使わない: ベビーカーの中では、電気あんかや小豆カイロも使いません。
  • 手が冷たいのはふつう: 首の後ろを触ってください。温かく乾いていればちょうどよく、汗ばんでいたら1枚減らします。

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車では、チャイルドシートでベルトを締める前にジャンプスーツとフットマフを外し、帽子とミトンもすぐに取ります。理由は冬のチャイルドシートの服装で解説しています。

赤ちゃんがかぜをひいているとき

冷たい雨の日でも、いつもより厚着にはせず、首の後ろをこまめに触って確かめてください。アプリの暑さ寒さの感じ方も、かぜを理由に変えないでください。外出するかどうかは小児科医に相談を。発熱したらすぐに医師に相談しましょう。生後3か月未満は38°C以上、生後3〜6か月は39°C以上が目安です。

よくある質問

はい。合った服装で、雨が降っている間はレインカバーを付ければ大丈夫です。霧や霧雨の日に新生児と出かけるなら短めに。雷のときは家で過ごしましょう。

この情報は目安であり、医師の診断に代わるものではありません。赤ちゃんの体全体が冷たい、ぐったりしている、いつになく静か、または母乳やミルクを飲まないときは、すぐに119番に連絡し、ゆっくり温めてください。熱いお風呂や湯たんぽは使いません。迷ったときは小児科医や助産師に相談してください。参考:BIÖG(2024)、1177 Vårdguiden(2022)、Helsedirektoratet(2025)、Canadian Paediatric Society(2023)、CDC(2026)、NHS(2023)、BBK(発行年不明)。