【気温別】赤ちゃんの服装の目安:早見表・何枚着せる?・帽子は何度から
25°Cから氷点下までの早見表。赤ちゃんと小さな子に何を着せるか、帽子はいつ必要か、暖かさの確かめ方をまとめました。
朝は4°C、昼は16°C。赤ちゃんは暑いのか、寒いのか。赤ちゃんは体重のわりに体の表面積が大きいので、大人より寒さにも暑さにも敏感です。しかも月齢の低い赤ちゃんは、寒くても震えません。赤ちゃんの服装を気温で決めるコツは、体感温度を見て、早見表の行を選び、帽子を温度で決め、首の後ろで確かめることです。
ひと目でわかるポイント
暖かさの確認
首の後ろで
暖かい服
多くても1枚
帽子
体感20°C未満で
日除け帽子・キャップ
20°C以上で紫外線があるとき
気温と体感温度、どちらを目安にする?
目安にするのは体感温度です。気温3°Cでも風速20km/hの風があれば、体感はおよそ−1.5°C。その場合は早見表の寒いほうの行を使います。
朝は寒くて昼は暖かい日は? 20°C未満なら、いちばん涼しい時間帯に合わせて着せ、いちばん外の1枚はさっと脱がせられるものに。20°C以上なら、いちばん暖かい時間帯に合わせます。気温で赤ちゃんの服装がわかるアプリのBabyWearは、朝・昼・夕方・夜それぞれの服装を表示します。
赤ちゃんには何枚着せる?重ね着の目安
体感15〜19°Cなら2枚、5〜14°Cなら3枚。ボディ肌着、多くても1枚の暖かい服、そしてジャケットかジャンプスーツです。それより寒い日はしっかり防寒を。20°C以上で雨が降っていなければ、ボディ肌着と薄手のズボンの1枚で十分です。
- 肌着: 肌に直接ボディ肌着かシャツ。寒い日はウール素材を。
- 暖かい服: 多くても1枚。カバーオール、カーディガン、セーターのどれかです。ウールフリースのジャンプスーツはいちばん外の1枚として数えますが、冬用ジャケットの下に着るときは暖かい服の1枚になります。
- アウター: 体感20°C未満のとき、または雨などで濡れるときは、ジャケットかジャンプスーツを。レインウェアは上に重ねるのではなく、覆う部分の服の代わりに着せます。
- 頭・手・足: 帽子、ミトン、靴下を気温に合わせて。
では、昔からよくいわれる目安はどうでしょう。多くの方が気にしているのが、この疑問です。
赤ちゃんには、いつも大人より一枚多く着せないといけないの?
いいえ。外では、快適な服装の大人と比べて上半身に多くても一枚多いだけ。それも、15°C未満でじっと寝ているか座っているときに限ります。暖かい日や家の中では、生後3か月からは大人より多く着せません。抱っこ紐では上半身を一枚少なくしますが、寒い日は頭、手、脚、足を覆い、顔は出して、あごが胸につかないようにします。
気温別・赤ちゃんの服装の目安:25°Cから氷点下までの早見表
生後3か月からはカーディガンの代わりにセーター。1歳前後の生後6〜17か月は、10°C以上ならカバーオールの代わりにズボン、10〜14°Cならジャンプスーツの代わりにセーターとライトアウター、0°C未満ではもうスノースーツを着せます。
| 体感温度 | 生後0〜5か月 | 生後18か月から |
|---|---|---|
| 25°C以上 | 長袖ボディ肌着、薄手のズボン、薄手の靴下、日差しがあれば日除け帽子 | UVカットシャツ、薄手のズボン、靴、日差しがあれば首の後ろを覆うキャップ |
| 20〜24°C | 長袖ボディ肌着、薄手のズボン、薄手の靴下、日差しがあれば日除け帽子 | 長袖シャツ、薄手のズボン、薄手の靴下、靴、日差しがあれば首の後ろを覆うキャップ |
| 15〜19°C | 長袖ボディ肌着、カバーオール、ライトアウター、薄手の帽子、薄手の靴下、布のベビーシューズ | 長袖シャツ、ズボン、ライトアウター、薄手の帽子、薄手の靴下、靴 |
| 10〜14°C | 長袖ボディ肌着、カバーオール、ウールフリースのジャンプスーツ、薄手の帽子、暖かい靴下、薄手のブランケット | 長袖シャツ、ズボン、セーター、ライトアウター、薄手の帽子、薄手の靴下、靴 |
| 5〜9°C | 長袖ボディ肌着、タイツ、ズボン、カーディガン、ウールフリースのジャンプスーツ、暖かい帽子、暖かい靴下、暖かいブランケット | 長袖ボディ肌着、タイツ、ズボン、セーター、ライトアウター、暖かい帽子、暖かい靴下、靴 |
| 0〜4°C | ウールのボディ肌着、タイツ、カーディガン、ウールフリースのジャンプスーツ、暖かい帽子、ミトン、暖かい靴下、フットマフ | ウールのボディ肌着、タイツ、セーター、冬用ジャケット、防寒パンツ、暖かい帽子、ミトン、暖かい靴下、冬用ブーツ |
| −5〜−1°C | ウールのボディ肌着、暖かいレギンス、カーディガン、ウールフリースのジャンプスーツ、バラクラバ、暖かい帽子、ミトン、暖かい靴下、フットマフ | ウールのボディ肌着、ウールフリースのジャンプスーツ、冬用ジャケット、防寒パンツ、バラクラバ、暖かい帽子、ミトン、暖かい靴下、冬用ブーツ |
| −5°C未満 | ウールのボディ肌着、暖かいレギンス、カーディガン、スノースーツ、バラクラバ、暖かい帽子、暖かい靴下、フットマフ | −5〜−1°Cと同じ |
日除け帽子やキャップは、紫外線があるときに。曇りの日も同じです。ブランケットやフットマフで、顔やベビーカーの出入口をふさがないでください。
なぜ25°C以上でも長袖なの? 生後1年までは直射日光に当てず、薄手の長袖で肌を守ります。曇りの日も同じです。半袖のボディ肌着で足りるのは、朝や夕方など紫外線指数が1未満のときだけ。詳しくは夏の赤ちゃんの服装をご覧ください。
赤ちゃんに帽子は何度から必要?
体感20°C未満なら、外では暖かい帽子をかぶせます。ベビーカーでも、日差しがあっても同じです。20°C以上は、紫外線があるときだけ日除け帽子を。それ以外は帽子なしで大丈夫です。紫外線があるとは、生後1年までは紫外線指数1以上、それ以降は3以上のことで、曇りの日も含みます。帽子を2つ重ねるのは、氷点下のときだけです。
- 0°C未満: 暖かい帽子の下にバラクラバ。口と鼻はふさがず、マフラーやひも付きのものは使いません。頬、鼻、耳、指が白くなっていたら、すぐに暖かい場所へ。クリームでは凍傷は防げません。
- 0〜9°C: 耳まで覆う暖かい帽子。
- 10〜19°C: 日差しがあっても薄手の帽子。日差しからは、ベビーカーの幌、日陰、服で守ります。
- 20°C以上: ニット帽はなし。紫外線があるときは日除け帽子、生後18か月からは首の後ろを覆うキャップを。
- 室内、車の中、寝るとき: 新生児でも帽子はかぶせません。
赤ちゃんは頭から熱を逃がします。小さな子が帽子を取ってしまっても、またかぶせてあげましょう。
赤ちゃんが暑いか寒いかの見分け方:首の後ろを触って
首の後ろか、肩甲骨のあいだを触ってみましょう。温かくてさらっとしていればちょうどよく、汗ばんでいれば一枚減らし、ひんやりしていれば一枚増やします。手足が冷たいのはよくあることです。2〜3歳ごろになると、たいてい寒いと自分で言えるようになります。
手が冷たいのはよくあること。ちょうどいいかどうかは、首の後ろが教えてくれます。
- 着せすぎのサイン: 頬が赤い、首の後ろが汗ばんでいる、ぐずる、ぐったりしている。一枚脱がせて涼しい場所へ移り、こまめに水分をとらせます。生後6か月未満は水ではなく母乳かミルクで。
- 寒いサイン: 首の後ろがひんやりしている。一枚増やすか、暖かい場所へ。月齢の低い赤ちゃんは、まだ震えて知らせることができません。
- すぐに119番: 皮膚が熱く乾いている、意識がぼんやりしているとき。また、体が冷たい、ぐったりしている、いつになく静か、飲もうとしないときも。温めるときはゆっくりと。熱いお風呂や湯たんぽは使いません。
氷点下、猛暑、かぜ、外遊び:特別な日の目安
- 氷点下: 生後3か月未満は、体感−5°C以下のとき、または0°C以下で風速15km/h以上の風があるときは、家で過ごすか外出をごく短くするのが安心です。生後3〜5か月はそんな日は短時間だけに。体感−10°C以下では、どの子も家で過ごすほうがよく、出かけるなら短時間だけ。抱っこ紐は使わず、外のベビーカーで寝かせません。詳しくは冬の赤ちゃんの服装をご覧ください。
- 猛暑: 気温30°C以上なら、10〜17時は室内か濃い日陰で。体感32°C以上なら外出は朝か夕方にごく短く、体感38°C以上なら家の中でいちばん涼しい部屋で過ごします。
- かぜや発熱: 厚着はさせません。熱があるときはすぐに医師に相談を。生後3か月未満は体温38°C以上、生後3〜6か月は39°C以上が目安です。
- 暖かい場所に入ったら: バスやお店、祖父母の家では、寝ていても帽子を脱がせ、ジャンプスーツとフットマフの前を開けます。チャイルドシートでは、ウールフリースのものも含めてジャンプスーツはすべて脱がせ、フットマフ、帽子、ミトンも外し、しっかり締めたベルトの上からブランケットをかけます。
- 外遊び: 走り回るときはセーターを少し脱がせてもOK。濡れた服はすぐに着替えを。
家の中と夜の服装:ポイントだけ
室内ではアウター、帽子、ミトンはなし。室温20〜21°Cなら、生後3〜11か月は長袖ボディ肌着、ズボン、薄手の靴下。1歳からはボディ肌着かシャツにズボン。生後3か月未満は、これに薄手の長袖シャツを足します。詳しくは家の中での赤ちゃんの服装をご覧ください。
夜は季節ではなく寝室の温度で決めます。理想は16〜20°C、ドイツの目安では16〜18°C、いちばんよいのは18°C前後です。温度はベッドのそばで測りましょう。BabyWearは国と季節から部屋の温度を推定し、測った値を入れるとスリーパーのTOG値(暖かさの目安)がわかります。すべての段階はスリーパーは室温何度で何TOG?で。
安全に眠るために
寝るときは、鼻水が出ていても帽子はかぶせません。掛け布団、枕、ぬいぐるみ、靴下、湯たんぽも使いません。暖かさは部屋の温度とスリーパーで調整します。寝かせるときは必ずあお向けで、スリーパーを着せて。
よくある質問
体感20〜24°Cなら1枚で、長袖ボディ肌着、薄手のズボン、薄手の靴下です。紫外線があるとき(生後1年までは紫外線指数1以上、曇りの日も含む)は日除け帽子を足します。ベビーカーを布で覆うのはやめましょう。
この記事は目安であり、医師の診察に代わるものではありません。赤ちゃんがぐったりしているときや熱があるときは、小児科医や助産師に相談してください。参考:BIOEG(2025)、BfS(2026)、1177 Vårdguiden(2022)、AAP(2022)、NHS(2025)、The Lullaby Trust(2026)、Helsenorge(2023)、DWD(2026)、ECCC(2025)。




