赤ちゃんの室内の服装:室温別に何を着せる?
ボディスーツに暖かい服は1枚まで、帽子はなし。室温ごとに、家の中で何を着せればいいかの目安です。
赤ちゃんに家の中で何を着せるか、朝タンスの前で迷うことはありませんか。外は冷え込み、部屋は暖房が効いていて、祖母からは「大人より一枚多く」と言われる。答えはシンプルです。室内での赤ちゃんの服装は、外の天気ではなく室温で決まります。基本はボディスーツ(ボディ肌着)で、その上に重ねる暖かい服は多くても1枚まで。室温が22℃を下回ったら靴下をはかせます。帽子、上着、ジャンプスーツは玄関に置いておきましょう。
ひと目でわかるポイント
基本
ボディスーツ+暖かい服は1枚まで
1枚多く着せる
0〜2か月、20〜23℃のとき
室内での帽子
不要。冬でもかぶせない
ちょうどいい?
首の後ろが温かく乾いている
室内の赤ちゃんの服装:ボディスーツ+暖かい服は1枚まで
家の中でも外出時と同じ重ね着の考え方ですが、いちばん外側の上着は着せません。基本はボディスーツ(ボディ肌着)、幼児ならシャツです。その上に重ねるのは暖かい服を多くても1枚。カーディガン、セーター、足つきロンパースのどれかです。ズボン、タイツ、靴下は部屋の温度に合わせます。外出時に加えるものは気温別の赤ちゃんの服装で紹介しています。
- 足つきロンパースも1枚に数えます: ボディスーツとロンパース、またはボディスーツとズボンとカーディガン。全部を重ねることはしません。
- 新生児の場合: ボディスーツの上に着る薄手の長袖シャツが、暖かい服の1枚にあたります。
- フリースよりニット: フリースは燃えやすいので、暖房器具の近くでは避けましょう。
赤ちゃんの室温別の服装:早見表
お部屋に合う行を探してください。温度の区切りは目安です。本当に合っているかは、最後に首の後ろを触って確かめましょう。
| 室温 | 0〜2か月 | 3〜11か月 |
|---|---|---|
| 26℃以上 | おむつ、袖なしボディスーツ | おむつ、袖なしボディスーツ |
| 24〜26℃ | おむつ、半袖ボディスーツ | おむつ、半袖ボディスーツ |
| 22〜24℃ | 半袖ボディスーツ、長袖シャツ、薄手のズボン | 半袖ボディスーツ、薄手のズボン |
| 20〜22℃ | 長袖ボディスーツ、長袖シャツ、ズボン、靴下 | 長袖ボディスーツ、ズボン、靴下 |
| 18〜20℃ | 長袖ボディスーツ、ズボン、カーディガン、暖かい靴下 | 長袖ボディスーツ、ズボン、カーディガン、暖かい靴下 |
| 16〜18℃ | 長袖ボディスーツ、タイツ、ズボン、カーディガン、暖かい靴下 | 長袖ボディスーツ、タイツ、ズボン、セーター、暖かい靴下 |
| 16℃未満 | ウールのボディスーツ、暖かいレギンス、ズボン、カーディガン、暖かい靴下 | ウールのボディスーツ、暖かいレギンス、ズボン、セーター、暖かい靴下 |
日中、家の中で過ごすときの服装です。各段階は、次の段階の温度未満まで当てはまります。生後9か月からは20℃未満でハイハイ用シューズを加え、生後12か月からは20〜22℃で靴下が不要になります。
室内でも大人より一枚多く?それはいつまで?
よく聞く言葉ですよね。でも自分は薄手のニット1枚でソファに座りながら、ふと思うのです。
家の中でも、この子には本当に私より一枚多く着せるべきなのかな。
室内でこれが当てはまるのは、いちばん小さな赤ちゃんだけです。新生児は生後2か月まで、室温がおよそ20〜23℃なら薄手の服を1枚多く着せます。たいていはボディスーツの上に長袖シャツです。生後3か月からは、同じ部屋で快適に過ごしている大人より多く着せる必要はありません。
室温21℃なら、生後4週間では長袖ボディスーツ、長袖シャツ、ズボン、靴下。生後3か月ではシャツを省きます。最初の数週間と同じように着せていて首の後ろに汗をかいているなら、それが原因のことがよくあります。家の中では、寒すぎるより暑すぎるほうがよくある失敗です。
赤ちゃんに合う日中の室温は何度?
日中の室温でまず押さえたいのは下限です。寒い季節、居室は最低18℃を保ちましょう。暖房の効いた住まいでは、冬の日中のリビングはおよそ20℃、穏やかな秋の日はおよそ21℃が目安です。よく目にする16〜20℃は寝室の目安です。詳しくは室温に合わせたスリーパーの選び方をご覧ください。
体感はあてにならないので、室温計があると安心です。エアコンの設定温度と、赤ちゃんのいる場所の実際の室温が違うこともあります。赤ちゃんの服装アプリBabyWearは、お住まいの国と季節から部屋の温度を推定し、「室温 ≈ 20°」と表示します。最上階の部屋や祖父母の家など、住まいによっては3℃ほどずれることがあります。実際の部屋のほうが暖かければ薄着にして、首の後ろで確かめましょう。
冬の寒い部屋、夏の暑い部屋:暖房・冷房と服装
18℃未満の部屋は、それ自体が健康へのリスクです。できれば部屋を暖め、帽子や上着ではなくニットやウールを着せましょう。16℃未満なら、少なくとも赤ちゃんの部屋を18℃まで暖め、それまでは首の後ろやお腹をこまめに触って確かめます。外が冷え込む日の服装は冬の赤ちゃんの服装にまとめています。
冷房の効いた部屋でも、目安は室温です。24℃以上ならおむつと半袖ボディスーツで十分、26℃以上なら袖なしボディスーツにします。猛暑の日は、家の中ではおむつだけでもかまいません。部屋を涼しく保つコツは次のとおりです。
- 日中: 窓を閉め、雨戸やカーテンで日差しを遮ります。換気は夜間や早朝に。
- いちばん涼しい部屋: 赤ちゃんはそこで遊び、眠ります。夜は24℃以上だと暑すぎ、寝室は26℃を超えないようにしましょう。
- 扇風機: 赤ちゃんに直接風を当てず、手の届かない場所に置きます。35℃以上では役に立たないので、より涼しい部屋に移りましょう。
詳しくは暑い日の赤ちゃんの服装をご覧ください。
室内で帽子と靴下は必要?
室内では帽子をかぶせません。フードもミトンも不要で、新生児でも、涼しい部屋でも同じです。赤ちゃんは頭から余分な熱を逃がしています。
家に入ったら帽子は脱がせる。ちょうどいいかどうかは首の後ろが教えてくれる。
首の後ろや肩甲骨のあいだを触ってみましょう。温かく乾いていればちょうどよく、汗ばんでいたら1枚減らします。ひんやりしていたら薄手の服を1枚足し、18℃未満なら部屋を暖めるほうが先です。新生児は寒くてもまだ震えません。
靴下は快適さのためのもので、寒さのサインではありません。赤ちゃんには室温22℃未満からはかせ、足が氷のように冷たいときはいつでもはかせます。はかせるときは、髪の毛が足の指に巻きついていないか確認を。革のハイハイ用シューズは生後9か月から、床が冷たいときだけにします。
帰宅、お昼寝、おむつ替え:切り替えのタイミング
- 散歩から帰ったら: 帽子、ジャンプスーツ、フットマフはすぐに脱がせるか開けます。赤ちゃんが眠っていても、バスの中でも同じです。
- チャイルドシートや抱っこひもで寝てしまったら: 早めにベビーベッドに平らに寝かせます。車の外では、チャイルドシートは寝る場所ではありません。
- お昼寝: カーディガン、セーター、タイツ、靴下を脱がせ、スリーパーの中は寝間着だけに。あおむけに寝かせ、掛け布団は使いません。日中の部屋は夜より暖かいことがよくあります。
- おむつ替えと沐浴: 先に部屋を暖め、上半身はタオルで覆います。浴室はおよそ23〜24℃に。
- 抱っこひもで: 抱っこひもが上半身を温めるので、そのぶん1枚減らします。顔はふさがず、あごが胸につかないようにします。
風邪の赤ちゃん、家では厚着?薄着?
くるみ込まないでください。いつもどおり部屋に合った服装にして、1枚多く着せたり、毛布や帽子を足したりはしません。厚着そのものが体温を上げることがあります。かといって、熱を下げようとおむつだけにするのもやめましょう。
熱は服装を変える理由ではなく、小児科に相談する理由です。生後3か月未満は38℃以上ですぐに医師に相談を。生後3〜6か月は39℃以上で相談しましょう。
暑すぎ?寒すぎ?
頬が赤い、首の後ろが汗ばむ、ぐずる、ぐったりする:1枚脱がせて涼しい場所へ。授乳やミルクの回数を増やし、生後6か月未満には水を与えません。肌が熱く乾いている、意識がぼんやりしている:すぐに119番。体が冷たい、ぐったりしてとても静か、飲まない:119番に連絡し、ゆっくり温めます。湯たんぽは使いません。
幼児の家の中の服装:ボディスーツからシャツへ、裸足もOK
生後18か月からはボディスーツの代わりにシャツを着せ、16℃未満のときだけ再びウールのボディスーツにします。20〜22℃なら長袖シャツとズボンで十分、22℃以上ならTシャツで。カーディガン、暖かい靴下、ハイハイ用シューズは20℃未満になってから加えます。室内では裸足がいちばんです。床が冷たいときは、滑り止め付きの靴下や柔らかい革のルームシューズを。
公園で濡れた服は、玄関ですぐに着替えさせましょう。フード付きの服は、首まわりにひもがないものだけに。汗をかきやすい子なら、プロフィールで「暑がり」を設定してください。BabyWearが家の中の服装を少し薄めにし、21℃なら長袖シャツの代わりにTシャツを提案します。
よくある質問
生後2か月までは、室温がおよそ20〜23℃のとき、大人より薄手の服を1枚多く着せます。20〜22℃なら長袖ボディスーツ、長袖シャツ、ズボン、靴下です。室内で帽子は必要ありません。
この記事は目安を示すもので、医学的な助言ではありません。室温の値は推定です。赤ちゃんに熱がある、ぐったりしている、または不安なときは、小児科医や助産師に相談してください。出典:American Academy of Pediatrics(2022年)、NHS(2025年)、The Lullaby Trust(2026年)、BIOEG(2025年)、WHO(2018年)。




